WEBライターは副業に向いてない?きつい理由と稼げる人の特徴とは?

 パソコンとインターネット環境があればすぐに始められるWEBライター。副業としてWEBライターを検討する人も多いでしょう。

 一方で、「WEBライターは稼げない」「WEBライターを副業にするのはきつい」というネガティブな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

 この記事では、WEBライターの報酬の仕組みから、きついと言われる理由、さらには稼げる方法を紹介します。

副業WEBライターの単価と平均月収

まずは収入から見ていきましょう。WEBライターの単価と平均月収を確認していきます。

WEBライターの単価

 WEBライターの報酬形態は、以下の3種類があります。

・文字単価が決まっている

1文字あたりの単価が決まっている案件です。未経験からライターを副業にする場合は、文字単価の相場は0.2円ほどから1円ほどが目安です。文字数が3,000字程度の案件が多いため、1つの記事で600円から3,000円程度の収入が見込めます。

・記事単価が決まっている

1記事あたりの単価が決まっている案件です。初心者向けのライター案件であれば、1記事1,000円から3,000円程度が相場です。1記事あたり3,000字の案件が多いことから、文字単価と同程度の金額設定になります。

・時給単価が決まっている

WEBライターの副業をする際はあまり無い形式ですが、業務委託として外注する場合は時給が設定される場合があります。時給の目安は1,500円から5,000円程度です。

平均月収5万円〜10万円

 WEBライターを副業とする場合、収入はどれくらいになるのでしょうか。1週間の中で5日間本業、残りの2日間で副業をする場合を考えます。

 1日で2記事を執筆できれば、1か月で2記事×8日で16記事を執筆することになります。ひとつの記事が約3,000字であるとすれば、1か月で約48,000字を執筆することになります。文字単価が1円であれば48,000円が月収となります。

 1日3記事を執筆できれば、同様の計算で1か月で72,000字を執筆することができ、文字単価が1円であれば72,000円の収入を1か月で得ることができます。

 また本業の前後の時間を用いて執筆量を増やしたり、スキルアップをして文字単価を上げることができれば、それ以上の収入が見込めるでしょう。

稼げる人と稼げない人は大きな差がある

 WEBライターという仕事を副業にするとき、稼げる人と稼げない人はどこに差があるのでしょうか。稼げる人になるには、「執筆する時間を工夫して確保すること」と「単価の高い案件をうけること」の2つがポイントになります。

 未経験からWEBライターを始める場合、どうしても一つの記事を執筆するのに時間がかかってしまいます。1週間に3,000文字の記事を4つ執筆したいとき、1時間で2,000字かける人は6時間の確保が必要です。本業の開始前の朝の時間を活用し頭がすっきりしている状態で集中して行う、移動中にスマートフォンなどを利用して執筆をする、など高パフォーマンスが出せる時間帯や隙間の時間を利用して、執筆時間を確保しましょう。

 また未経験者向けの案件は単価が低いものも多く、文字単価が0.2円程度のものもあります。3,000字の記事を1週間で4本書いたとしても、1週間で2,400円しか稼げません。低単価の案件は見切って、高単価の案件をうける時間に割きましょう。高単価の案件をうけるためには、自分の得意な分野を複数持つことや、検索性を意識した構成にするスキルを身に着けるなど様々な方法がありますので、詳しくはこの記事の最後をご覧ください。

WEBライターが副業に向いていない、きつい理由とは?

「副業でWEBライターをするのはやめた方が良い」

「WEBライターはきついから副業には向かない」

このようなネガティブな印象もあるWEBライターですが、副業としてのWEBライターのデメリットも確認しておきましょう。

時間がかかる

最初は記事を執筆するのに時間がかかるため、時給換算をすると収入が下がってしまいます。文字単価1円、3,000字の案件を執筆するとき、1時間で1,000字書ける人は、時給1,000円になります。この場合1案件を完了させるのに3時間は確保する必要があるため、本業以外の時間の多くをライティングに割く必要があります。慣れて執筆のスピードが上がるまでは、稼ぐために時間を多く費やすことが必要になるでしょう。

最初は単価が低すぎる

 未経験からWEBライターを始めると、最初は高単価の案件をうけるのが難しいと言われています。未経験のライターは文字単価が0.2円から1円程度の案件が目安ですが、スキルが無いはじめのうちは0.5円以下の仕事を請け負うことが多くなってしまいます。何案件も経験を積んで、SEO対策などの勉強をして高品質な文書を書けるようになるまでは単価が安い案件を選ばざるを得ないことも、WEBライターがきついと言われる理由でしょう。

未経験だと実績がない

 収入を上げるために文字単価を上げるには、ライターとしての実績が必要になります。担当をした業務が執筆のみという人より構成から考えられる人の方が単価が高くなりますし、SEO対策などの勉強を重ねて実践できる人なども単価が上昇します。未経験からのスタートではそういった単価アップのための材料がないので、低い単価の案件をうけることが多くなります。

案件がないと収入がない

 未経験向けのライターの案件の中で、文字単価が安い案件、自分の興味のない分野の案件などを避けると、うけられる案件が絞られていきます。いわゆる労働集約型の仕事であるため、うける案件がなければ必然的に収入もありません。一定以上の収入を得るためには、自分がうけたい案件を探すための最適な手法を見つける必要があります。

WEBライターで稼げる人の特徴

 WEBライターを副業にするのは時間がかかったり単価が安かったり大変なこともあります。ではWEBライターで稼ぐことができる人はどのような人なのでしょうか。以下の5つのポイントを押さえて、「稼げるライター」になりましょう。

・コツコツ頑張れる人

・SEOを学んでいる人

・色んなジャンルに興味がある人

・営業力がある人

・ビジネスマナーがある人

コツコツ頑張れる

 WEBライターとして収入を増やす方法の一つが、単価を上げることです。未経験からスタートするときは、最初は単価が低い案件しかうけられないケースもあります。最初は大変かもしれませんが、地道に継続的に案件をうけていくことで、ライティングスキルがつき、品質が上がっていくことで単価もあがります。継続してコツコツ頑張ることができる人がゆくゆく稼げる人になります。

SEOを学んでいる

 どれだけ良い文章を書いても、多くの人に見てもらわなくてはいけません。なのでSEOライティングという、検索をしたときに上位に表示させるようなアクセスが伸びる技術が必要になります。SEOとは、Search Engine Optimizationの略語で、日本語にすると「検索エンジン最適化」です。キーワードを設定する、代名詞を使わないなど細かい技術を身に付けることができれば、単価の高い案件をうけることができます。

色んなジャンルに興味がある

 単価を高める方法は他にもあります。それが、専門性の高い記事を書くことです。まずは自分の好きな分野、興味のあるジャンルの記事を書くことで、知識を活かして専門性の高いアウトプットができます。また興味のあるジャンルを1つに絞らず複数持っておくことで、うけられる案件の幅も広がります。興味があるジャンルであれば記事の材料をリサーチする時間も短縮できるので、効率的な執筆ができるようになります。

営業力がある

 SEOライティングや、専門性の高い記事の執筆ができたとしても、単価の高い案件を獲得してくる営業力が必要です。知り合いやコミュニティ、クラウドソーシングサービスを通じて案件を獲得したり、ライターを募集しているwebサイトから自身を営業して案件を獲得するなど、案件を獲得する方法は多くあります。文字単価の高い案件をうけるために、自分の売り込み方を工夫しましょう。

ビジネスマナーがある

WEBライターに限った話ではありませんが、仕事をする上で返信が早い、こまめな報告・連絡・相談ができるなど、ビジネスマナーは最低限必要です。クライアントとの信頼関係にもつながりますし、信頼関係が単価の向上にもつながるので、ビジネスマナーは改めて確認をしておきましょう。 

WEBライターは努力次第で誰でも稼げる!

 WEBライターを副業にするには、大変な部分もありますがメリットも多くあります。稼ぐ方法を知りコツコツ努力することで、高単価の案件をうけることができ、「稼げないライター」から「稼げるライター」になれるのです。正しい方法で努力すれば誰でも稼ぐことができるWEBライターの副業、まずは正しい情報を集めるところから始めることが良いでしょう。

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